【python】ループ処理(while文)について

2020年5月17日

while文の基本

while文は条件を満たしている間は処理を繰り返し続けます。
下の例では「i < 10」の条件を満たしている時にループし続けます。
iが初期値0からスタートして毎ループでインクリメント(加算)します。

ソースコード

i = 0
while i < 10:
    i = i + 1
    print("i =" , i )

実行結果

i = 1
i = 2
i = 3
i = 4
i = 5
i = 6
i = 7
i = 8
i = 9
i = 10

ループ処理をbreak文で抜ける

break文は強制的にループ処理を終わらせることができます。
また、for文でもbreak文を使用することができます。

今回は break文を確認するために「while True:」で無限ループさせます。
これはループ条件が常に成立(True)の為、永遠に処理を繰り返します。

iを初期値10として毎回デクリメント(マイナス1)させます。
if条件でiが0未満時にbreak文が働くことでループを抜けます。

ソースコード

i = 10
while True:
    i = i - 1
    if i < 0: #iが0未満の時、ループ終了
        break
    print("i =" , i )

実行結果

i = 9
i = 8
i = 7
i = 6
i = 5
i = 4
i = 3
i = 2
i = 1
i = 0

continue文でループ処理を切り上げる

continue文はループ処理を行う中で途中で処理を終わらせて、次のループを行いたいときに使用します。
例は10までの3の倍数を表示するプログラムです。
3の倍数以外の時はcontinueで切り上げ、 3の倍数 の時だけprint文で表示します。

ソースコード

i = 0
while i < 10:
    i = i + 1
    if i % 3 != 0: #3の倍数の時以外飛ばす
        continue
    print("i =" , i )

実行結果

i = 3
i = 6
i = 9

3・6・9の時だけ表示されます。

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